不思議な「古地図オークション」
わたしは「古いもの」が好きです。洋服やかばんなど「身につけるモノ」はもちろん、本やDVDなどの「ソフト」も、中古品を購入することがよくあります。これは、ちょっと変わった「オークション」の話です。わたしが住んでいる町の近くでは、毎年年2回、大規模な「古書祭り」が開催されます。神社の境内で、開催されるのですが、全国各地から、2~30件ほどの古本屋さんが、テントを張り、まるで夜店のような感覚で、広い神社の中に、たくさんの本が並びます。わたしはこのイベントが大好きで、1週間開催されている「古書祭り」の期間中、多い時は3~4回、足を運ぶこともあります(苦笑)。ものすごく「本が好き」って訳でもないのです。
とにかく、このイベントの雰囲気や、独特の「客層」を見るのが好きなんだと思います(笑)。もちろん、「好きなジャンルの本」も探し、いいモノがあれば購入します。昔からある「町の古本屋さん」は、「ブックオフ」とかと違い、「力を入れているジャンル」がばらばらです。「美術書」に力を入れているお店があれば、「文芸書」に特化したお店があったり…。もっとマニアックに「古地図専門」とか、「浮世絵専門」みたいなお店もあります。こうなってくると「古本屋さん」というより「画商さん」みたいですね…。
何年か前、この「古書祭り」に行ったとき、古地図専門店のテントに、人だかりが出来ていました。集まっているのは、ほとんどが50代以上のおじさん達。なぜかチェックのシャツにリュック背負い、首から一眼レフカメラをぶらさげた、「ハイキング」な格好をした人が多かったです(笑)。「何のイベントかな~」と、近くに行ってみると、「古地図オークション」を開催していました。ハイキングなおじさん達は大声で、「いちまんごせんえん!!」、「いちまんごせんごひゃくえん!!!」と必死に競り合っていました。まったく古地図の価値がわからないのですが(苦笑)、おじさん達の必死な姿が、なんだか微笑ましく、結局そのイベントが終了するまで、見てしまいました(笑)。